2024年04月
ボディ割れ / Leho Ukulele
こちらのウクレレはLehoというウクレレブランドですが、すごくちゃんとしているのに高く無いのです。
高く無いのに単板でちゃんと作ってあります。
とても良いウクレレです。
Lehoと言うウクレレは初めて知りましたが、最近は安くてホントによい楽器がいろいろあります。
勿論高価なヤツは良い物が多いですが、高くてもそんなでもない物もあります。
良し悪し関係なく、憧れの楽器を所有する幸せもあります。
選ぶ基準は様々ですが、ブランドは関係なく演奏する事だけや旅のお供等が目的であれば安くていい楽器がありますので、注目して見ると面白いと思います。
もちろん、安い外国で作っている事がほとんどですがメーカーの努力は大したもんだと思います。
高級志向の方はなかなかピンと来ないかと思いますが、この値段でここまで出来ているのは大したものだと思います。
ギターならば更にそう感じます。
私が若かったころより今は安くて良い楽器が沢山あります。
ネックリセット / Epiphone TEXAN 1968
ネックリセット / Martin OO-15
過去にも何回かMartinのボルトオンタイプを紹介しておりますが、ボルトオンなのに接着してると言う点を確認して、やっぱりなと思う回です。
ダブテールジョイントなら15フレットから空間に穴を空ける事が可能なのですが、これの場合はこのアジャストロッドのすぐ脇をピンポイントで空けなければなりません。
穴を空けずに何とか外す事が出来ていますが、動く気配が無ければ穴を空けてダブテールジョイントと同じようにはずしかないと思います。
いずれにしても、ボルトオンジョイントなのにとてもめんどうなネック外しです。
ダブテールジョイントは角度の調整が終わった後、シムを作って隙間を無くしてネックを固定します。
ボルトオンジョイントはシムの必要が無く接着せずにボルトで固定します。
作業上この点以外に差が無い訳なのですが、角度の調整をするまでが大変なのでほとんど手間は一緒、いや、外しずらいので返って手間と言っておきます。
はじめてやった時は、動揺したことを覚えています。
「なんで取れないの?」「他にまだどっかにネジ打ってあるの?」「???」
その時大先輩の方に電話しました。Martinやアコギの事ならその方に聞く。
「そんなことないけどね、ボルトンなら取れるはずだよ。」
分からないままなんだかんだいじっていると少しずつ動いているので、温めたりしながらじりじりと動かして何とか外れて見て、「接着してたのー!!!」
びっくりしました。
なので最初は、たまたま接着しちゃったものに当たったんだと思っていました。
ですが、どれも必ず接着してありますので 、申し訳ないのですがマーチンのボルトオンはダブテールジョイントと同じ料金になっております。
ご了承くださいませ。