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ネックリセット / Taylor 210e


 

テイラーのボルトオンネックは、個人の感想ですが1等賞だと思います。

後追いで同じような感じにしてるメーカーもありますが、最初にやったテイラーは流石。

ボルトンネックって作る人も、直す人もセットネックみたいに大変じゃないでしょ。と言う事ですから。

その中でも1番考えてあって、すんばらしいと思います。

だからなのだと思いますが、チューニングはそのままで!と言っているメーカー推奨の理由は。

ネックの角度が狂わない。と言っているのではなくて、狂ってもすぐ直せます。

と言っているのだと思います。

弦はしっかり緩めないとネックの角度は狂います。

アコースティックの構造である限り仕方ないのです。

 

 


 


 

そんなテイラーなのですが、気を付けなくてはならない部分があります。

見た目の事なので、別段気にしなければそれでよいのですが、ヒールと14フレット以上の指板部分(トップの上)。

要するにネックとボディが接している部分、トラディショナルな構造であればのっかっているだけなので気にせず作業しますが、テイラーは掘り込んだ所にはまっているので、元から入っているシムの厚みの範囲で角度を調整しなければ指板と掘り込みがズレて隙間になったり、ヒールのはまっていた部分が見えてしまったりします。

そしたら、ヒールはマーチン等のように削れば良いではないかと言う考えもあります。

やった事無いので分かりませんが、削るとヒールは幾分細くなりますので、やはり掘り込みの溝が隙間になってしう気もしますし、ボルトのアンカーも入っているのでそれも面倒です。

なので、時折あるようなスンゴイ角度の狂い方してる場合は多少この部分の見た目は変わって来るんじゃないでしょうか。