私が中学生の頃はビデオ等ありませんから、週に一度「ザ・ベストテン」に出ているアリスを見て、一瞬映るか映らないかのべーヤンの手元を凝視してました。
「おー!フラットピックでスリーフィンガーやってるー。」と言う感じで。
情報が本当に乏しかったし、雑誌だって当時の私にとっては高価だし。
ほとんど弾き方も何もかも想像でギターに携わっていました。
頼りはコード譜の本とラジオとレコード。
それと演奏が一瞬映るテレビ。
「1週間でギターが弾ける本」は見たけど…弾けるようにはならなかった。
エレキなんかは、Vo10にすれば歪むと思ってたし、「なんで、ロックの音になんないの?大きくなるだけなの…?」
今の子達は羨ましいような気もするけど、昔は面白かったな。
先ずは中1の時、「音合わせって?」
「ピッチパイプっていうのでやるのか!」→「笛の音じゃん!分かんねーよ。」
私、音感なぞはありませんから、そのうち音叉と言う物を知り、めでたく音合わせを体得しまして、
自転車で行ける楽器店に出かけて行き、ピック2枚買って、お店のおにいさんにいろいろ教えてもらって。
お店のお兄さんもさぞ、子供相手に面倒くさかったことでしょうな~。
この場を借りまして、昔の大人の皆様ありがとうございました!