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ブリッジ剥がれ修理 / Martin D-28


ブリッジ剥がれは普段割と気が付き難い不具合でございます。


周りが擦れない様に養生して剥がします。


接着面を整えてから貼り直します。

 

いつも言っておりますが、ブリッジは反っていますので接着面は合わさるように整えなければなりません。

古い接着剤は掃除する事は当たり前ですが、そのままの面では隙間は隙間のままです。

 


とても良いです。


Martin  D-28 


60年代後半のボディは板目でございます。

私達おじさん世代は板目好きが多いです。

オールドギター好きはどうしても「ハカランダ」「ブラジリアンローズ」この2語に反応しがちです。

材料的には柾目の方が貴重で珍重されますが、なぜか私達位から少し上の世代の方は板目が好きと言う方が多い気がします。

柾目の場合、杢目が整い過ぎていて面白くないというか、かえって綺麗さが半減しているというか。

その反対に板目は、このハカランダ特有の分かり易くうねうねした杢目に美しさを感じ取る人が多いのですね。

私も板目は美しいと思います。