スタッフブログ

ネック折れ修理(塗装修正無し)/ Washburn Nuno Bettencourt

明るい色合いの木材の割れ修理跡は目立ってしまいますが、

このように色の濃い筋がある場合は、割れ跡も紛れて目立たなくなるかもしれません。

 


パッと見、


知らなければ気が付かないかもしれません。

当方では、ネック折れ修理にはタイトボンドを使用しない為、基本的に補強の必要がありません。

その為、コストが下がり塗装修正も無しで仕上げれば更にコストが下げられます。

塗装修正が無い場合は仕上がりの見た目が区々ですので、過去の修理実績をご覧いただければ幸いです。

こちらのギターの場合は、塗装は施されていない為、着色のみの仕上げ。

 


 


 


 

 

こちらのオーナーは同じギターを3~4本所有しており、それから約1~2年後に別の個体の修理でお越しの際に、今回のこのギターはとても調子よくお使いとの事でした。

個人的にはこっち方面のギターは興味は無いのですが、触ってみると良いギターなのが分かります。

見た目に偏見がある方が余計に良く感じるのかもしれません。

アコギならMatonなんかそうでした。

画像で見ると安っぽく見えるでしょ。

でも良いギターって、感触がよいのです。

自分では他にもっと好きなギターがあるので買う事はありませんが、でも良さは分かります。

良いギターは感触がよい。