ヒールエンド部が斜めで真っ直ぐ押し出せませんので、ジグを当てて押し出します。
リセット後、見た目の雰囲気が悪くなければ、塗装修正はしません。
外した際、塗装はほとんど痛みませんでしたが、ヒールを割りと多く削りましたので、以前のヒールのラインと、削った後のラインのズレが多めに出来てしまいました。
ガン吹きせずに、筆で着色だけにしようか、迷いましたが、結局スプレーガンで塗装修正をしました。
ネックリセット後、ネック(指板)もしくはフレットの状態が悪くなければ、リフレット(指板修正)をしませんが、時期にリフレットをお考えであれば、一緒にやってしまえば割安に出来ます。
ナットも新しく作り直します。
こちらのギターは、ネックを外す前から音が良いのは分かっていましたので、修理完了が楽しみでした。
1970年代ギブソンですが、古くても弾き込めばまだまだ良くなります。