修理等でネック折れと並んで依頼が多いのがリフレット(フレット交換)ですが、フォークギターやエレキギターと違いクラシックギターはあまりありません。
クラシックの場合1~3弦がナイロン弦ですのでフレットがほとんど減る事がありません。
ですが、他のギター同様、指板(フィンガーボード)が歪んでいるものは、フレットを取って指板を修正しなければなりません。
どのギターの指板を修正する際も、ストレートにする事が一番の目的ですが、それに到達するためにバランスが悪くなっては元も子も無くなってしまいます。
10歩引いて、仮にバランスが崩れても、弾き易くなれば良いのですが、弾き難くなってしまっては全く意味の無い事になってしまいますので、リフレット(指板修正)する以前にネックの修理をしなければバランスが保てない場合があります。