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リフレット(フレット交換)/ Ovation 1687(Adamas)

アダマスのリフレット(フレット交換)です。

フレットを抜いたら、指板を調整しますが、その際は指板エンドが弱い為、動きますのでその点と、ネックの角度に気をつけます。

指板修正の際、ふわふわ動く場合は動かないように、角度が悪ければ正しく削れる様に予め、ある程度角度を直します。

エリート等では、ネックを抜く事無くリフレットしますが、アダマスに関しては、フェンダーギターのようにネックを外した状態でフレットを打って行きます。

アダマスの指板エンド部は、フローティングしている事とトップがとても薄い上に、力木も割りとハガレやすい部分ですので、ネックをボディにセットしてある状態でフレットを画像のように押し込んだり、ハンマーで打ち込んだりはしません。

指板エンド部のフレットの打ち方は何通りかの方法がありますが、この場合はブロックを装着して別の場所で打っています。

こちらも毎度の画像ですが、1番古いアダマス以外はこの部分が空洞です。

ボディがつぶれ難くする為に下の画像のように隙間をエポキシパテで充填します。


 


 


 


 

80年代後期から中尾貿易で10年以上、Ovation に関わらせて頂きました、こちらは91年モデルなのですが、当時私が記した保証書が入っていたのはビックリです。