まだ、ネック折れは続きます。
Gibsonのヘッドの正面は黒の場合が多いので色あわせはいつも楽ですが、たまにはシースルーもあります。
分離してしまっているヘッドは、ずれない様にすごく気をつけて接着します。
当方のネック折れ専用にしている接着剤で、補強無しで強度に全く心配無用。
補強しない理由は色々と他の記事も探して頂ければ幸いです。
正面の割れ跡は、大分痛々しく跡が残りましたので、塗装修正するからには、目立たないように濃い目に着色、これ位が濃さの限界。
ロゴ部分はマスキングが出来ませんので、色を吹いた後で付いた色を取ります。
ヘッド裏のシリアルナンバーが削り落とされて、リフィニッシュされております。
昔は並行輸入のものは、シリアルナンバーが分からないようにしてある物がありました。
濃くなり過ぎないようにヒール部と同じ雰囲気の色を意識して着色。
全体的な色のバランスは、悪くなく出来たと思います。
シリアルナンバーはありませんが、69年頃かな。
なかなか好い雰囲気です。