いつもの様にネック折れですが、なんか雰囲気に違和感が・・・
そうなんです、Tacomaなので塗装がこーなんです。
私がOvation の代理店の修理をやめてその後、齋藤楽器工房(SAITO Guitars)に2年弱お世話になったその頃、私は作業には関わりませんでしたが、タコマの塗装不良のリフィニッシュがキタハラ楽器から来るわ、来るわで、私が齋藤さんの所をやめた後もまだまだ来てたのを見ましたが、一体何本やったのでしょう。
このギターももしかしたら、無償で塗り直してもらえたギターだったかもしれないですね。
リフィニッシュは基本的にはお断りしていますが、事情によっては受けていますので、これの依頼はお受けする気構えでしたが、ネック折れのみの修理と言う事でした。
リフィニッシュするとなれば、料金は安くはありませんので、今更ながらと言うところでしょう。
それはそれで、男らしい感じがします。
どの位男らしいか、下に画像があります。
塗装が剥がれて、湿気の影響を心配する方もいますが、基本的にボディ内は塗っていませんので、塗装のあるなしで湿気の影響の差は出ません。
湿度が高ければ湿気るし、乾燥すれば乾きます、塗装がちゃんとあるギターも同じ。
ただし、これだけ剥がれちゃっていますと、音響的(良い悪い、好き嫌い)には影響してると思います。
今回Tacomaの事を少し検索してみたら、当然の事ながら塗装についての記事が沢山あり中には、ラッカー塗料の選択ミス、のような事を書いてありましたが、ラッカーではありませんし、選択ミスでもありません。
いい加減なサイトが多いですから、お気をつけ下さい。
今読んでいるこのサイトも同様、自信を持って書いているサイトに限って大間違いな事を書いています。
私も完璧ではありません。
悪しからず。