補強をすれば問題ないかと言えば、長い事修理屋をやっていて色々見てきていますと、補強が仇となっている例も時折見ます。
原因は色々ありますが、とてもうまく作業されているにも関わらず気付いたら隙間(はがれ)が出来ていたという例もあります。
へたな補強は問題外として、うまいのに何故と言う場合はおそらく、補強した材、もしくは本体側がやせてしまう、同じ樹種、材料を使ってもシーズニングの度合いや材木の部位が違いますので年月が経ってずれてしまったように見えます。
もしくは接着不良、接着剤不良、等など。
ネック折れ修理に関しては、修理屋の考え方の違いや流儀がありますので、それぞれが正解だと思います。
不正解は、何故補強するのか、自分のやっている補強方法について深く考えず理解していない修理。
補強しない理由は何処かに書いてありますが、またそのうちブログでも書かせていただきます。