折れ方にも良い悪いがありますが、タイトボンドは使わずどの折れ方にも補強無しの修理をします。
例外もある事にはありますが、ほとんどの場合補強の手間がない事でコストを下げられます。
アジャストナットへ接着剤が流れ込みますので、接着剤で固まってしまわないよう工夫します。
正面の黒はほぼ問題なし。
シースルーの塗装は多少濃い目に着色して、割れ跡を目立たなくします。
塗装修正にも色々方法があります。
色を均一に仕上げる場合はネックの塗装を全部剥いで塗り直します。
一旦全部剥いでしまえれば割れの跡も目立たなくなります。
ですが、修理費が大幅に上がってしまいます。
一旦割れ周辺を合わせた色で塗りつぶしてしまい、周りに合わせて薄く杢目も入れる方法。
完全に割れ跡は見えなくなりますが、修理者の達成感の割にきれいではありません。中には上手い人もいると思いますが、私の場合いくら上手くやっても落ち着いて見ると気持ち悪くなります。
同じ色とは言え、そこだけベタ塗りしてしまうと元の着色と距離感が出て、貼り付けた感じが違和感なのだと思います。
割れ跡を見えなくしてしまいたい場合は、こげ茶等で隠してしまった方が潔くて返って良いかもしれません。
最近、割れ跡を見えないようにこげ茶で隠した例がありましたので、何れ紹介出来ると思います。
折れた跡が見えなくする方法(当記事前出)はありますが、修理をした証になります。
どれだけコストを掛けても、折れた事実を無くす事(ごまかす)は出来ません。悪しからず。