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フレット交換 / Takamine DMP370NC N


 

クラシックギターのリフレット(フレット交換)です。

クラシックギターのリフレットは珍しいのですが、先日もやったばかりです。

「同じ修理が続く」あるあるです。

こちらのギターは、弦高が標準的ではあるのですが、弦高を低くする為に指板の歪みを無くしてネック(指板、フレット)の精度を上げる目的でリフレットします。

リフレットの際に気を付けなくてはならないのは、ネックの角度が十分であるか、十分でない場合もリフレットが可能か、どうやって可能にするかを考えて作業に入らなければやる意味の無いリフレットになってしまいます。

リフレットの際は、指板の調整がある事や第1フレットが交換前より高さが増す事が多く、そのままでは弦高が僅かですが上がりますので、弦高を下げられる余裕が無くてはなりません。

 

 


クラシックの時は、指板調整後、平らになっているか確認します。


指板はフレットを打つ前にチェックします。

打っちゃった後は、直せませんから。


どのポジションでも平らに。

 

 


リフレットするにも便利な道具が色々あって、私も試したこともありましたが、やはり昔からやっているやり方に戻ります。


トンカチでフレットをコンコン打つのが、結局納得がいきます。


今回は文字少な目でしたので、前々回 のブログも見て頂ければ幸いです。