皆川ギター工房スタッフの山口です。今回のギターは1966年〜1969年製と思われるエピフォンのテキサン FT-79のネックリセットです。ナローネック+ハカランダサドル。当時はもうすでにGibson傘下ですので、ミシガン州のカラマズー工場で製作されたギターです。Gibson同様、基本的にヒールが太く、木工精度も高いのでスムーズにネックが外れると本当にホッとします。ちなみに画像はもうネックを外したところ。なんかネックブロックに数字がスタンプされていますね。
ネックの角度がいい具合に決まり、いよいよネックを着けるぞ、というところでパシャリ。接着後のフレットすり合わせや弦を張った時の雰囲気など、様々な要素を想像して角度を決めます。その後さらに師匠に見てもらいGOサインを貰ってから接着です。