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ネックリセット / Framus 5/024


 

画像的には、「貼っているのね。」…その通りでございます。

この前段の画像があればよかったのですが、いつものように撮り忘れてましたので、ここからになりました。

(このネックを外す為にジョイントの隙間を探って指板から穴を空けていたが…)

指板を剥がそうとして、途中でやめて、貼り直しています。

何故かと申せば、以前にやったJ-200 の時と同じようにドリルをいくら打ってもダブテールジョイントの隙間が見つからず、らちが明かないのでジョイントを確認する為に指板を(バインディングが無いので全部)剥がしにかかって途中まで剥がした段階で見えた為、疑問が晴れて貼り直しているところです。

ジョイントの隙間がわずかで分かり辛い場合と、位置が想像と違う場合やそもそもそもジョイント方式が違う場合、更にJ-200のような場合があります。

「なんか違う…」と思った時は大体なんか違います、闇雲にやり続けていても埒があきませんので、その際は確認しなければなりません。

 

 


通常のフレットの位置に空いている穴は外れ。

その上の穴が当たり。


この当たりの位置にダブテールジョイントの隙間があります。


以前の蒸気では無く、半田ごてで温めますので、多少ずれていても温まる事は温まります。


ですが、こんだけ外れちゃってると時間が掛かり過ぎて、こてが触れている部分が大分焦げてしまいます。

 

 


リセットが済みましたら、リフレットします。この穴をどんなふうに塞いだか確認したかったのですが、画像が残ってませんでした。


ここまで来た際には、大した事では無くなっていたのかもしれないです。

それか、カッコ悪くて写せなかったか、それかな。


0フレットと言うのは、考えるより面倒なのであまり好きでは無いですが、作りての意思なので尊重しなければなりませんね。

 


 


 


 

4年程前にも同じギターを修理させて頂いたお客様からのご依頼でしたが、探しても滅多に見つからないので見つけたら入手して直すしかない様です。

弾き易いこれを持っているのは、ビートルズファンにとっては羨ましいのではないでしょうか。