クラシックギターのほとんどはダブテールジョイントでは無い為、ネックが抜けません。
ですので、過去にも修理例で挙げておりますが、こちらも同じ方法で進めます。
この方法は昔クロサワ楽器の山口さんに聞いたやり方。
「クラシックのネックって抜けないじゃないですか、どうやってリセットするんですか?」
「ん?リセットできないから指板でやるしかないんじゃないかー。」と教えてもらいました。
山口さん今も御達者でおられるでしょうか。
ネックは抜けませんので、指板を剥がします。
いい感じになりました。
持ち込まれたギターを「直す価値ありますか?」と聞かれることがよくあります。
価値はその方の思い入れの部分なので、私には分かりません。
オーナー以外、誰にも分らないのです。