クラフターと言うブランドの12弦ギターです。
ブリッジが剥がれてきてしまったので貼り直します。
Martin やGibsonも量産ギターですが、もっと量産型と言いますか、はっきり言うと安いギターの場合は大概スーパーグルー系の接着剤が使われます。
この類のギターを張り直す際は当方ではアラルダイトを使用します。
木工用ボンドのように木地まで出さなくても大丈夫。
但し塗装が下地に密着していない事がありますので、その場合は取り除く必要があります。
エポキシ系の接着剤は接着力の強さに加え、硬化しても質量が変わらず段差のある部分も接着剤が充填され非常に強力な接着力があります。
その中でもアラルダイトは昔から1番信頼しているブランド。
但し、昔からの定番のスタンダードが廃番になってしまい、それに近い品番の物を選んでいますが価格が倍、容量が半分になってしまい、実質値段が4倍になってしまい、カートリッジ式になりそれを使う専用ガンもまたいい値段がしたのですが、それで何とか使い続けていますが…
今まで仕入れてたお店で取り扱いが無くなってしまい、メーカーに問い合わせても要領を経ないので、この先はあるだけ使ってしまったら今後アラルダイトは使えなくなってしまうかもです。
30年も使ってたから、代わりは何にすればよいか…
他のメーカーだって進化していると思うのでアラルダイトでなくても大丈夫かと思うのですが…
やはり安心感が私の中では全然違うのです。
何とかならんかな~…
Ovationもタイトボンドや他の類では難がある為、アラルダイトを使用します。
Ovationの場合は塗膜が分厚過ぎてエポキシ以外では、いろいろと無理なのです。