フレット

Gibson エレキのリフレットです。

いろいろな理由からリフレットしなければならない事がありますが、こちらの場合、フレットとフレットバインディングの隙間に弦が引っかかってしまうと言う事です。

セルは時間が経つと痩せてしまいますので、このような事はよくあります。

隙間に詰め物をして引っかからないようにも出来ますが、そこはオーナーさんの考えで対処がかわります。

フレットが大分内側から斜めに落としてありますので、いずれにしても弾き難かったのではないかと想像します。

Gibso SG のリフレット（指板修正、フレット交換、ナット交換）をします。

フレットもぺたんこ、指板もねじれています。

フレットは、Dunlop 6105

フレットに高さが出来、弾き心地も大分変わりました。

ナットも新しいフレットに合わせて作り直します。

最近おかげさまで、忙しく、こちらのブログも滞っておりました。

指板を調整してから、新しいフレットを打ちます。

新しいフレットのはみ出した部分を落として、すり合わせをしたら、エッジ部はきれいにバリをとります。

フレットを交換しましたら、基本ナットも作り直します。

昔買ったギターを修理、調整して使い続けたいと言う方が最近とても多いですが、こちらもそんなお一方。

こちらもとても思い入れのあるギターと言う事で、リフレット。

最後にサドルも調整して、とても弾き易くなりました。

当方、アコースティック専門と言っておりますが、リフレット、ネック折れ等、アコギと同等の内容でしたら、お預かりしています。

リフレットの場合、基本的には指板調整後に新しいフレットを打ちますが、よほど状態が悪くなければ、メイプル指板等、古い雰囲気を残したままのリフレットもいたします。

交換するフレットは、太め、細め、高め、同等のものと、変更可能です。

ナットも基本的に交換になりますので、その際弦間の変更も可能です。

ネックの角度が狂って、弦高が高く弾きづらいので、ネックをリセットします。

ダブテールジョイントですが、ボルトの受けが入っています。

新しい物は皆、付いているのですが何故だかはわかりません。

ヒールを削って角度を直します。

ヒールは隙間無くぴったりと、調整します。

もちろん、反対側もぴったりと。

指板の状態もよくありませんでしたので、調整してフレットは交換します。

フレットを交換しましたら、ナットも合わせて作ります。

古いJ-200のフレット交換（リフレット）です。

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フレットは暖めて抜かないと、指板が割れてしまいますので、半田ごてを使って暖めます。

指板を調整してフレットを交換したら、基本的にナットも作り直します。