修理実績

ネック折れ修理(塗装修正あり)/ Gibson J-45

まだ、ネック折れは続きます。

Gibsonのヘッドの正面は黒の場合が多いので色あわせはいつも楽ですが、たまにはシースルーもあります。

分離してしまっているヘッドは、ずれない様にすごく気をつけて接着します。

当方のネック折れ専用にしている接着剤で、補強無しで強度に全く心配無用。

補強しない理由は色々と他の記事も探して頂ければ幸いです。

 


正面の割れ跡は、大分痛々しく跡が残りましたので、塗装修正するからには、目立たないように濃い目に着色、これ位が濃さの限界。

ロゴ部分はマスキングが出来ませんので、色を吹いた後で付いた色を取ります。


ヘッド裏のシリアルナンバーが削り落とされて、リフィニッシュされております。

昔は並行輸入のものは、シリアルナンバーが分からないようにしてある物がありました。


濃くなり過ぎないようにヒール部と同じ雰囲気の色を意識して着色。

 

全体的な色のバランスは、悪くなく出来たと思います。

シリアルナンバーはありませんが、69年頃かな。

なかなか好い雰囲気です。

 

ネック折れ修理(塗装修正無し)/ Gibson Flying V


大分昔にネック折れを補強して修理してもらったそうです。


昔からの方法で、ロッドを2枚の板で挟む補強です。


裏から見ると分かり易いです。

ネックがマホガニーで補強材はメイプルです。


補強する意味でメイプルは間違えでは無いと思います。

ただし、木というのは膨張収縮を繰り返していますので、その事も想像しなければならない場合があります。

 

元の材と補強した材の動きに差が出て、ずれて段差が出来てしまった、そして折れた部分がまた離れてしまった、と言う状態です。

同じ材であれば問題ないかと言えば、新しい古いでも全く違う材の様ですし、難しい事です。

タイトボンドを使って折れたネックを修理する場合は、補強が無ければ将来的に折れた部分がもちませんが、その補強が仇になってしまったケースです。

ヘッドを引っ張ったら簡単に抜けてしまいました。

離れた部分が密着しなければ色々考えなければなりませんでしたが、掃除して叩いて戻したらピタッと収まるので、余計なことはせずこのまま接着します。

 

 


見た目、全く直っている様には見えませんが。


離れた部分の塗装のラインが整形の際に更に剥げてます。


見た目には関係なく、手触りは全く違和感がありません。


多少でも凹凸があると違和感が生じるので、整形は丁寧に。

今後将来的に補強部分に段差が出来る可能性が無い訳ではありませんが接着部分は、はがれません。

 

個人的には、タイトボンドを使っても補強をすれば大丈夫なのかと思っておりましたが、色々と聞いてみると有名ショップに依頼して、「補強してあります!」の修理でもヒビが入ってきたなんて話もありました。

当方では、補強は全くしませんので、補強するのであればそのケースに合わせて考えるかと思いますが、補強は通り一遍等にやるだけではダメで、技術だけでは無く、いろんな事を考えなくてはならないか分かります。

当方の考えは、一番密着する折れた部分同士を、信頼できる強い接着材で密着させる。これに尽きると思っています。

折角密着する部分を後から掘ったり、削ったりして他の材をつけてしまうのは、コストも上がり、色々と良い所が見出せません。

すごく強く、絶対折れない補強なら良いかと聞かれれば、それはそれでアクシデントがあった際にヘッド側で折れず、ヒールで折れてしまうのはもっと面倒になってしまう事が考えられ、ヘッド側で折れてくれても補強が入っている事で複雑化してしまう事もあります。

修理した部分は折れない、ただしアクシデントがあった場合は、ネックは折れてしまう事がある通常の状態が理想だと思っています。(修理部分は強いので、折れる時はすごく近くが折れます。)

 

 


ロッドナットまでくっつけてはいけませんので、ちゃんと工夫して作業しなくてはいけません。

塗装修正無しですので、剥げてもそのままです。


ロッドカバーが大きいので、ある程度隠れます。塗装修正無しでもこれはこれで、カッコよく見えます。


エレキは重いので、折れ易いです。

次のブログも多分またネック折れです。

 

ネック折れ修理(塗装修正なし)

特にヘッドに角度があるネックの場合は、何らかのアクシデントの際は、ネックは折れてしまうと考えて下さい。

折れなかった場合は、ラッキー!


塗装修正無しで仕上げ。


預かり期間が短く、コストを抑えて修理出来ます。


色落ちした部分は、修正せずそのまま。


中途半端に修正すると返ってかっこ悪くなってしまいます。

塗装修正無しでも、強度には関係ありません。

ネック折れの修理が多いのですが、この後もネック折れの修理例が続きます。

 

フレットすり合わせ / J-45の続き

前回のJ-45のフレットです。

大分減っていますが、フレット自体に高さがあるので今回はまだ交換せず、すり合わせて、整えます。

 

使っていれば、フレットはいずれ交換する時期が来るのですが、フレットの高さ、太さ等、弾き手それぞれ好みがありますので、交換の時期も区々です。

 

フレットが減っていようが、低かろうが、演奏上問題なければ無理にお金おかけなくてもよいですし、「チョーキング命ですから、フレットが低いのはイヤなのです。」という方もいますし、他の部分の修理なども同じ事ですが、オーナーが問題を感じていなければ、無理にお金を掛けなくても良いのです。

ギターの詳しい人や、お店等で、ギター診断みたいな事をやられても慌てないで大丈夫です。

現在まで弾いていたのですから、壊れたら直せばいいんです。

 

 

ボディ割れ修理 / Gibson J-45


今回はこう、です。


アクシデントがあった際に、ネックが折れることは良くありますが、ボディが割れてしまったケース。


ヒールはボディが割れている部分からヒールエンドにかけて剥がれて、ネックをジョイントするネックブロックも割れています。

 

 

とりあえず、くっ付いていれば良いと言うのであれば、このまま割れ部分を全てくっつけてしまえば良いのですが、塗装もきれいに直すのでネックは外してしっかり修理します。

ネックを外すには、ヒールエンドからトップ側にネックを押し出して外すのですが、この場合は通常通りのやり方ではネックを押し出そうとするとネックが押し出されず割れ部分がだけが開いて行くばかりなので外すにも一工夫が必用です。

 


 

割れてズレた各部修正しながら接着をして、ネックの角度を調整し、塗装面も調整してしまいます。

 

大昔にGuildのハカランダボディのオールドギターのネックリセットの依頼で、いつもの様に蒸気でジョイントを温めつつネックを押し出したのですが、その時はギルドの割りに早くネックが動いたので、「これは楽に行くかも。」等と思い、更に押してみたところ、サイドが割れて開いていたなんて事もありました。

そのギターの、その部分には割れを修正した跡があり、過去に修理したんだなと、注意しながらの作業になったのですが、いくら蒸気をやれども、ネックに力を加えてみても、叩いてみても、何をやってもびくともせず、ボディもネックも蒸気を含むばかりで、ビクともです。

そんな事をやっているうちにヒールが途中から割れてしまいましたので、もう諦めて折れた先からネックを外しました。

そこで初めて分かったのですが、接着剤にエポキシが使われていたのです、真っ黒でガチガチの、こんなのいくらやったってやわらかくなるはずが無いのです。

(最近外したMartinにも同じ接着材が入っていましたので、後に紹介します。)

そしたら後は、ヒールの残った部分は外すのは簡単だと思いきや、これがまた取れず結局残った部分も5等分に割れてしまう強情っぷり。ジョイントにコンクリートが詰まっている感覚。

 

過去の修理屋さん、ネックが外せず、ボディが割れてしまったので、リセットを途中で諦めてくっ付けてあったのではないかと思います。

ですので、修理をする人は肝に銘じてくださいね、将来また修理をする事が前提と言う事。

そうしないとビンテージとして残せなくなってしまいます。

アコギはほとんど接着で出来ていますが、接着部分の精度が大事です、(ブランドやモデルによって分かれますが)取れない、剥がれない接着が正しいと言う事ではありません。

 

話が、今回の修理とは関係ない所へ脱線してしまいました。

 

 


割れた跡が目立たないように塗装します。


ネック折れ修理同様、多少濃く着色。


写真が下手なので、伝わり辛いですが・・・。


角度を変えて撮影。


反対側。


J-45

ギブソンも、50年代のイメージにしたい訳では無いのか、適当なのか分かりませんが、ブリッジの形が惜しいですな。

 

ネック折れ修理(塗装修正あり) / Gibson J-45

ネック折れです。

地方からも、しばしば送って頂きます。


当方は、塗装修正無し、有りの2通りの見積もりをいたします。


今回は塗装修正ありで仕上げ。


着色は多少元より濃くして、割れ跡が目立たないようにします。

着色は、最後のひと吹きが足りなかったり、多かったりと難しい。

ギター一本、一本色合いが少しずつ違いますのが、どの場合も、ぱっと見、出来るだけ不自然な雰囲気にならないようにガンバっています。
 
 
 
 
 

黒は塗り潰してしまえば跡は、全く見えなくなります。


ネック折れ修理のコストの掛かり具合は、塗装の方法も関わってきます。


安く、出来るだけ早く仕上げるには、塗装無しです。

過去の修理例もありますので、そちらも見てみてください。

今後もまだまだ、アップ予定がありますので、よろしければまた見てください。

 

ネック折れ修理の方法は、修理屋ごとに違いがありますが、塗装修正の方法も違いがあります。

部分修正するにしても、修正範囲が小さく収まっている場合から、大きい範囲で修正する場合、あるいは一旦剥いでネックごとリフィニッシュしてしまう事もあり。

ネックごと塗り直してしまえば、割れ周辺の色のつながりは全く問題なく仕上がります。

そうした場合、特に色の明るい物や、シースルー(ナチュラル)の物の仕上がりは断トツできれいですが、コスト高にはなります。

仕上げ方はいくつか方法がありますが、塗装修正無しでも修理箇所の強度に差はありません。

料金以外の所も、修理屋ごとに比較してみると面白いと思いますので、ご自身に合う所を選びましょう。

ネックリセット / Martin 000-28

ネックリセット!

ピックガード側、サウンドホールにチラッと見えていますが、タオルを詰めてあります。

外す際に使う蒸気が、隙間からボディ内に流れ込んできますので、このタイプの場合はこうしておかないと中が濡れてしまいます。

乾いたら、きれいにして調整して行きます。

新しいマーチンは、ダブテールジョイントでも何故か必ずボルトの受けが付いています。それは別に良いのですが、ボルトオンネックの場合でも余計な所まで接着しちゃうのはやめてほしいものです。

 

 

マーチンのボルトオンネックを最初に外した時は、何故外れないのかが分からず面食らって、外れた後「きっと間違えたんだな。」と思いましたが、現在ではマーチンのボルトオンネックは接着してある事が当方では分かっています。

ボルトオンネックの場合でも接着してしまうのは、ジョイント部の精度の自信の無さなのかなと思っています。

ボルトオンの場合ジョイントの密着精度は、然程関係ないのですがダブテールジョイントの場合は、ギブソン等と比べるとマーチンのジョイントはお世辞にも良いとは言えないので、この辺が影響しているのかと思います。

 

 


サドルは程よい高さで、出すぎはカッコ悪です。


先ほどの話の続きになりますが、重要なのはジョイント部分ですので、このヒール部はあまり重要ではありません。がしかし、やはりピタッと隙間無くくっ付いている方が印象は良いです。


と言って、このヒール部分を一所懸命接着してもあまり意味が無く、接着していない状態で、動かない様にしなければいけません。


それぞれメーカーで長所短所ありますが、それが直接の良し悪しではなく、その全てがそのメーカー(ブランド)の個性に繋がっているのだと思っています。

 

ボディ破損 / Gibson SJ-200 (続き)


バック板が平らに戻り、力木も上手く修正出来ました。


ライニングは全て新しいものに交換。


外側より内側の方がきれいに出来ました。


クリート(裏の割れ止め)は接着がしっかり出来ていれば必用はないのですが、有るとちゃんと出来てる感じが出ます。


バインディングも全て交換。

ここまで来るのも、試行錯誤でしたが、塗装もまた大変。


着色料を調色すれば色が合う訳でなく、色を剥いでない部分と同じ濃さに吹かなければなりませんが、マスキングしてしまうので、比較しながら塗装が出来ません。

なので、勘。


割れの跡が見えますが、どこが割れていたか分からないと言って頂けたので割れ跡も模様の一部にも見えなくもないです。


同じ様な写真ばかり撮ってしまいました。


ホント撮影が下手ですいません。


タイトボンドが使えれば割れの跡が黒っぽく、なりにくかったと思いますが場合により使い分けます。


昔からリフィニッシュはお断りしていますので、大きな面を吹くのは、あまり得意ではありませんが、ムラにならずに吹けました。

 

 


 

トップにも割れが1ヶ所ありましたが、スプルースなので、変な割れ方はせず真っ直ぐの割れでした、そちらは通常通りの修理。

このような大きな修理になれば、それなりの修理料金が掛かります、いろんな分野の修理業者さんがいると思いますが、こりゃ面倒だ、という仕事を請けちゃう修理屋は高額な修理になるほど、「割りに合わな~い。」と思います。

ならば請けなきゃいいのに。 と言われればそうなのですが、修理屋にもそれぞれタイプや事情など様々なのです。

 

預からない、預かれないとすれば、忙しすぎてやってられない場合。自信が無いので預かれないタイプ。習ったこと意外やらない向上心が無いタイプ。割りに合わないのを知っているしっかり者等、考えられます。

預かる修理屋の場合、預かる余裕がある(もしくはヒマ)。自信は無いがとりあえず預かる。向上心や興味が強すぎる。やらないと思ってすごく高い見積もりを出したが「やる。」と言われてしまった場合。自信も余裕もある場合、等。

預からない場合は問題は起きませんが、預かる場合は出来る確信がある人ばかりではないので、修理屋の人となりを良く見て、預けて下さい。

 

以前の私は、この”預かる場合”をほとんどやってます。

現在は断る事も出来るようになって、多少バランスも良くなったと思いますが、修理屋を信じないで下さいと言うより、私を信じないで下さいと言っておきます。

 

先ほど引き取りに見えた方が、質屋に売られたニュースを見て慌てて当方の事も調べたと言っておられました。

あんなバカは他にいないと思いますが、お預けの際はよい人に。

私の技術力の無さを棚に上げて言うのもなんですが、それより誠意を持って仕事をする方が遥かに重要だと思っています。

 

 

 

 

ボディ破損 / Gibson SJ-200


ボディ破損を中から先に見て頂いております。

ブログも長くやっておりますと、見せ方も工夫してみます。


ボディのボトム部(下側)左右。

板が割れているのが分かるでしょうか。

ライニングが取れています。


力木も派手にはがれたり、割れたりしています。


なんでこんなはがれ方になったか、この画像だけ見ても分からないと思いますが、下の画像を見るとある程度想像が出来ます。


これ位、ずれちゃってます。

何とか使える様にという、ご依頼で。


当方の場合、徹底して元にあるパーツを出来る限り復元します。


今回もその方針で進めましたが、今回ばかりはやっている途中で「間違ったかな。」と思ったりしました。


ネックも外して、バックは新たに作り直した方が返って面倒じゃなかったのか・・・

いやそれではコストが掛かり過ぎて修理予算を超えてしまう。

 


 

この画像は、すでに一旦外してから割れてずれた板と力木を直して、バックを貼り直すライニング(カーフリング)(のりしろになる部材)を交換してあります。

預かりの際は、経験からいろいろと想像して見積もり等、考えますがバックを外す際のイメージが端から違っちゃっいまして、思ったように全くきれいに剥がれない、割れたバック板の段差は中々平らにならず、隙間も戻らず、タイトボンドは諦めて・・・と、中々上手くいかない感じや失敗している感じも見て頂ければそれも面白いのですが私、一応プロですから、アマチュアのブログではないので、そこは割愛させて頂きました。

そこから完成までのプロセスが流石と見て頂ければ尚更面白いのですが、そうなると尚アマチュアのブログっぽくなりますし、やっている時は「こりゃ見せらんねえな、お客さん不安になるだろうな。」と思っていたので、画像は自然と撮っていませんでした。

 

バックが貼れたら、バインディングを巻く準備に掛かります。

バックは一旦外してしまうと、元の位置には戻りません、今回は相当手を加えていますので大きくずれます。

ずれが最小限になる様に、バインディングの厚み内で雰囲気良く修正できる様に、いろいろと工夫をします。

始める前は、バインディングもライニングも疑う事無くそのまま使う気だった自分が哀れです。

 

完成は次回に見て頂きます。

 

今回は、「すごく苦労しましたー。」と言う事ばかり言っていましたが、プロと言えど魔法使いではありませんので、私が尊敬するあの人やあの人も絶対に同じ様な苦労があるはずだと思います。

先日感じたのは、ある方のギターが他工房でいろいろと理由があるようで中々直って来ず、修理屋に不信感を持ったその人が当方へ、相談に来た事があります。その際は腕のよいリペアマンですと、知人に紹介され依頼したのだから、信じて任せたほうが良いですよ、とお話しましたが、先日「1年位前・・・これこれこうで・・・」となんだかんだで未完成で引き上げたらしく、最初に依頼して断られた神田の某ショップで再度依頼して見てもらったようで、「これギターが壊されていますよ!」と言われ、訳を聞いた某ショップは「それならうちで預かります。」となり、当方へ画像持参で「これは、本当に壊されているのですか?」と訴訟も辞さないので第三者の意見が聞きたいのですが・・・と何故か話だけを聞きに毎回うちへ来ていただくのですが、話を聞いて、画像を見て、誰がどう見ても悪いのは修理屋なんですが、どんだけ苦労したかと思うと頭ごなしに悪くは言えなっかったです。

腕が良いと言われる人がこんな事してると思うと、相当苦労したんだろうと思ってしまいます。

プライドが高く、聞ける人が居ないのか、そんな事しなくても・・・

と、「修理に魔法はありません。」の回でした。

 

 

ブリッジ剥がれ修理 / Guild D-50

ブリッジに大き目の隙間が開いてしまっています。

ブリッジの剥がれ方は主に2種類あり、多くの場合ブリッジが反って、接着が耐えられなくなった分だけ隙間が開きます。

多少の隙間なら部分的に接着する事もありますが、よく見聞きするのは接着剤を隙間に差し込んでクランプで圧着。反っていますので必ずまた剥がれてしまいます。

その場合は、圧着せず充填接着します。

 

 

リペアマンを目指す人は、このホームページのブログをチェックしていると、時々得しますよ!

サドルが入る、スリット(溝)の底が薄い為に割れが入っています。

時折、接着されていないはずなのに、簡単に抜ける気配が無いサドルは、ブリッジが反って溝の上側がきつくなっている為です。

足りない所は足して、ブリッジ、ボディ双方の接着面を平らに調整し直します。

割れ部分は溝の中に接着剤が入らないように塞ぎます。

 

多少の隙間ならほっといても問題ないと思いますが、古いギター等ではちゃんと貼り付いて見えても中ががちゃがちゃな場合もあります。

ですので、隙間が気になる場合は機会を見つけて修理するのがいいかもしれません。