修理実績
ブリッジはがれ / 高くないギター
割と低コストで作られたギターの場合、このようにアロンアルファ的な接着剤で、クルクルと塗って貼り付けてあるものが多いです。
ですので、隙間が出来初めてから、剥がれる時は一気にはがれてしまう場合があります。
アロンアルファ的な接着剤でも、全面にしっかり塗ってあればよいと思うのですが、ただその場合修理になった時は、面倒になる事が予想されますし、はみ出したこの接着剤は拭き取れないので、現実的にこの塗り方になるのだと思います。
こちらのギターも決して悪いギターではなく、良いギターですが、低コストであるか否かはメーカーによりまちまちです、メーカーによっては~10万円位まで、メーカーによっては~15万円前後位まで、の印象です。
ピックアップ取り付け / L.R Baggs Lyric
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ピックアップ選びは本当に難しくて、安いものではないので、気に入らなくてもすぐに次という訳にも行きずらく、お勧めされても印象や使い勝手はそれぞれ違いますので、自分のギターに付けてみないと分からないと言う所が皆さん共通ではないでしょうか。
バーフレット交換 / Martin 2-17
ピックアップ取り付け / Ukulele
ネックリセット / Gibson J-45
Gibson J-45のネックリセットをいたします。
Gibsonの場合、Martinと比べると、ネック外しはとても大変です。
ヒールが太いと言う理由だけではなく、木工の精度もGibsonの方が優れていると言う証です。
その為外す際、ヒールやヒール周りの塗装が痛みますので塗装修正も込みで修理は考えます。
うまくいけば、Martinのように塗装修正無しでもいける事もあります。
エレキ等では、修理暦の無いオールドギターもありますが、アコギの場合は、何かしら修理暦はあります。
エレキの場合ほぼネジ止めで出来ているのに対して、アコースティックの場合は、ほぼ接着で出来ている事の差だと思います。
弦落ち、引っかかり(フレット交換) / Gibson ES-355(Lucille)
※フレットバインディング・・・フレットの延長部がフレットのように出ている。
※オーバーバインディング・・・フレットがバインディングに乗っている。
「リフレット(フレット交換)が必要になる場合」
フレットが弦の摩擦でかなり減ってしまった場合、フレットが低く弾きにくい場合、フレットはまだ使えるが指板(ネック)の反りや歪みを修正する場合、等が主ケースですが、他にネックや指板を外した場合、指板を修正しなければならない事もあります。
ネック折れ修理 / Gibson LP
当方のネック折れ修理の、折れている段階の画像は、ペグが外されていますが、いつも始めてから画像を撮る気になる為、すでに作業途中の為です。
力木(ブレーシング)はがれ
順番から言うと、中側から圧着させるジャッキが先で、その後ボディ中心側への圧力を外側から掛けます。
同じ力木に2本ジャッキを立ててしまうと隣のジャッキの圧を弱めてしまうので、中と外から掛けて互いの圧力を補います。
※力木はがれのチェックは、ボディをタッピング(ドアをノックする感じ)して確認しますが、なかなか音を聞き分け難い事もあり、別の修理以外の事として見つかる事が非常に多いです。