チューニングを繰り返すと、針金をグニグニやっている事に近いので、弱い弦(フォークギターは、1、3弦)は切れやすくなります。(エレキは1、4弦…プレーンの1番細い弦と巻き弦の1番細い弦)
どうしても頻繁に切れてしまう場合は、切れやすい1弦、3弦は、そのままチューニングしたまま、他の弦を緩くしてやれば大丈夫です。
弦を緩める、緩めない、1音下げる、1回転緩める等々、いろんな説がありますが、当方の場合は長年の経験上から、緩い分にはいくら緩くても良い。であります。
弦を緩めた場合には、逆ぞりする可能性はありますが、(大半が緩めた事がそもそもの原因では無いと思うが…)緩めなかった場合には、ネックの不具合、ネックが無事ならブリッジの不具合、ブリッジが無事ならトップの不具合、またはいいろいろ複合してと、必ずどこかに歪みが出ます。
フォークギターでは70㎏以上のチューニングの負荷をかけるわけですから、それが長期に掛かり続けてしまえば薄い箱のボディは、ゆっくりと歪んで行き、そのうちネックの適正な角度が維持できなくなります。
いちいち面倒くさいとお思いの方は、「めんどくさ~いっ!」って言いながら楽しみましょう。