スタッフブログ

ネック折れ修理(塗装修正なし)+ペグみがき/ Gibson EB-3


不意に倒してしまうことは仕方のない事とはいえ、倒してしまえば、重量のあるエレキの場合は折れてしまう確率は高いです。

 


接着剤と接着方法が適切であれば補強は要りません。

スカーフジョイントされたネックにわざわざ補強していない事と同じです。

(スカーフジョイントと比較し、従来の接ぐ位置や方向とは違いますが、Taylor的と言えばこっち)


いつも出来るだけきれいにしてお返ししますが、今回はこのペグも磨きます。


別のページで紹介していますが、スチールウールで磨きます。

特にゴールドパーツはコンパウンド等で磨いてはいけません。

金メッキがはがれてしまいます。


塗装修正なしですから、塗膜が剥げてもそのままですが、さすがギブソン、塗膜が厚いです。


塗装修正しなくて、みっともなくなってしまわないかと想像しがちですが、仮にこれの塗装が剥げてもそれなりにカッコよくみえるものです。


古い楽器はキズがいくら有ろうと、塗装が剥げていようと、カッコよいですが、不潔っぽくならないように。


ペグ等はいくら錆びていてもいいと思いますが、指板の手垢やボディの内外の汚れ等は、正直触りたくないです。

平気そうにやっているでしょ、そんなこと無いんですよ。

 

私がバイクに乗っていた頃は、いつも輝いているように気を使いましたが、ラットスタイル等と言ってわざときたなくするカスタム?があるのですが、あれは磨くことが面倒な人の言い訳なんです。

バイクの場合は、通常触っている部分がスロットルとレバーくらいなのでまだ良いですが、楽器の場合は持ち運びと演奏で全体を触る事が多いですから、どうぞ皆様清潔に。

 


 


 


 

 

ネックリセット+リフレット / Martin O-15


私的にも大好きなマーチンのシングルオー、古ければ古いほど好きなギターのネックリセットです。


そしてリフレットもします。(指板調整、ナット交換、込み)


ネックリセットの際にリフレット(指板修正等)は必要なければその分安く仕上がりますが、交換時期が近そうであればこちらから提案させていただきます。


セットでやってしまえばリフレットの料金は割安で出来ます。

 


新しいフレットはやはり良いです。

弾き易くなり、音も良くなって。

「音が良い」とはいろいろな意味がありますが、この場合は「音像がきれい」と言うような意味合いが当たると思います。


但しフレットも好みが区々ですので、一概に新しいものが良いとは限りません。

強く抑える癖が有る人やプレースタイルによっては、フレットは低い方が好い人も勿論います。


ナットはエボニーにて作製交換


いつも白いナットの画像で形が分かり難いですが、マーチンナットは大体この感じの形です。


ここを削って角度を決めるヒール部分。

ボディにネックを付けた状態でサンドペーパーを挟んで引き抜く事でボディに沿った形で削れます。

1弦側、6弦側、交互に少しずつ削っていきます。


但し、私の技術が足りないのか、人の体の構造上ある程度仕方ないのか、左右同じ様に削っているつもりでも多少差が出てきます。

差に気付かずに削っていると、当然センターがずれます。

 


センターがずれたら直す為に削りますが、削ると角度が付き過ぎてしまいます、そうなるとこのサドルがバカみたいに高くなってしまいます。

特にオールドギターのロングサドルは現行品みたいに高くしてはいけません。

地方のお客様は、お返しした後よく、メール等で満足の旨、頂きとても嬉しく思います。
こちらのお客様は、気に入って頂いて、「もう1本送ったから!」と嬉しい限りです。
 
勿論メール等、何も無いのが良い知らせ、と思っておりますが、以前電池バックのマジックテープがはがれていたと注意いただいた事がありました、そういった事もご一報頂ければ幸いです。

 

折角良い仕事なのに「残念です。」と書いてありまして、私もこの「残念」の文字にすごく落ち込みました。

電池バックがボディの中で力木に当たって、きっと力木がはがれているかも、とも書いてありましたがそこは心配せずとも、そんな思いにさせちゃったんだと思うと申し訳ないです。

 

 

ネックリセット+リフレット / Gibson J-45 70’s


先にこっちをやってしまいます。

ブリッヂプレートの弦通しの穴を修正します。

ひとつ飛ばしに2回分けて作業します。

丸くくり抜いて、同じ形の木をはめ込み、穴を開け直します。


これで弦のボールエンドが穴にめり込まなくなりました。


(現在の所、当方では伝統的な方法でネックの取り外しをしておりますが、近日中に蒸気を使わない新ツール導入予定)

ネックを外す際は蒸気を使かっていますので、噴出した熱湯で塗装が焼けてしまわないように、特にトップは絶対に焼かないように速やかにネックを抜きます。

 

 

焼けてしまう事はそれ程多くはありませんが、とても古い物の塗装では蒸気で一瞬で白くなってしまう物もあり、そうなると焼けてしまうのも早いです。

ある程度仕方の無い部分もありますが、蒸気は出来るだけ「シューシュー」やらず最小限に止めます。

シューシューしている時は、ボディが濡れたままにならないよう拭き取り続けて、塗装が焼けないよう速やかにネックを抜きます。

塗面が熱を持たないように、口で「ふっー!」したりもします。

それでも焼けてしまう事はありますので、Martin 以外では塗装の修正をする事も考慮して作業します。

(Martinの場合、塗装が焼けた例はありません。)

 

 


フレットはペッタンコ、指板も少々ネジレがありますので、リフレットします。


指板修正して、フレット交換。


14フレット以降の指板が下がらないように厚みをつけます。


第1フレットに合わせたナットを作ります。

ブリッヂは削られて薄くなっていますが、70年代ギブソンのブリッヂは元々薄ッペタイのでこのまま。

ネックの修理後によく皆さん、音が良くなった、と言います。

弾き易くなったことで、余計な力が掛からなくなり演奏に余裕が出来て、音に良い影響が出ている証拠です。

 

ブリッヂ直し+ネックリセット+リフレット / Ovation 1881-5

「ん?」と言うような雰囲気。

弦高を下げたくて、ピックアップを1番下まで下げても足りず、サドルの山を低くしたくてピックアップを自作、そしたら弦がブリッヂに当たっちゃうから、削っちゃった。

と言う事です。

このような場合は大体、ピックアップサドルの山を削られちゃっている事が多いですが、この方は純正パーツ温存でピックアップ自作。

 

流石にOvationのP.Uはコピーするのは難しいですから、ご自身で考えたピックアップ。デザインも似せて低くしてあります。

P.Uとしての精度はこの際、別として自分の為の自作と言うのは、本当に楽しいです。

上手く行けば良いし、上手くいかなくたっていいんです。

たのしいから。

考えて、作っている時が楽しいの。

 

 

このブリッヂの削られている部分を元に戻して、元のピックアップを使います。

当然ネックの角度が酷く狂っているので、リセットして、リフレットします。

 


アダマスのリフレットは、指板エンドがフローティングしている上に、トップが非常に薄い為、通常通りにフレットは打てませんので、フェンダーのネックの様にリフレットしてから、ネックリセット出来ればその方がやりやすいです。


ですが、指板エンドを接着(ネックリセット)してある状態で指板修正したい場合もあり、ネックの状態を見て判断します。

フローティングしていますが、このモデルは接着剤が噛んでいますので、指板修正の際もトップが沈み込むので気をつけ(計算し)ます、勿論フレットを打つ際も。

(接着剤が入っていなければ、指板がふわふわします。)


新しいフレットに合わせたナットを作ります。

現在のOvation は分かりませんが、どのネックにも有り物のナットを装着しているので、弦間が狭かったり、広かったり区々です。

どのメーカーのギターもそうですが、元に付いているナットに準ずる事はせず、比較して元より良いナットを目指します。

 


凸凹に削られた部分を平らにして、同じ材料(ウォルナット)を足して、整形。


修理用のダミーP.Uサドルにて、弦高調整用のシムを足して調整。


色合いが多少違いますが、時間が経って、酸化してくれば色も馴染んでくると思います。


この後、ダミーP.Uサドルを外して、

完了。

 

Ovationのボディ(ジョイント部)について(プリアンプ四角時代)


前回の続きでオベイションのジョイント部をもう少し見て頂きます。

前回から見て頂くとわかり易いです。


このボディのジョイント部の空洞のある無し。

カスタムレジェンド2本とアダマスⅡを比較します。


アダマスはスカスカなので、修理の際は補充しないとね!と言う話。

最後まで写真を撮りきらないで、ブログに出来ない画像が救われます。


勿論、グリスアップは出来る時にしておきます。


こちらは別のカスタムレジェンド


隙間はありません。

ジョイントボルトの為の穴は2つ、穴が3つある意味は分かりません。


アジャストナットは1番上の大きい穴。

はじめてみる方はどこに隙間が出来るの?と思って下さい。次、分かります。


このアジャストナットが1番上の大きい穴に入ります。

グリスアップ。

 

 


スーパーシャローなので、ボディが薄いです、分りますでしょうか。

ジョイントボルトは1本。


隙間を補充すると→

になります。


ボディが潰れれば、ネックの角度は狂い、トップは剥がれ、力木も剥がれます。

 


ボルト穴上部が木材で補強してあります。

過去にネックは外された形跡は無かったので、工場仕事だと思われます。


 

こちらのAdamasⅡは、続きがあります。

次回のブログでアップいたします。

ネック修理はメインではなく、ブリッジの修理ブログになります。

 

いつもブログを見て頂いて、本当に感謝いたします。

書いている本人曰く時々、「これは勉強になるなー。」などと思いつつ書いておりますが、思いの外、皆さんに”いつも勉強になる。”と言って頂けてブログをアップする気力が湧きます。

ブログではいつも同じ事を繰り返していますので、「また、同じだ。」と思われるかと思いますが、なるべく初めて見る方に大事な事が伝わる様に意識しています。

ですが、心の隅で「もう!解るよね!!」と言う自分もどこかにいて、はじめての方には不親切な文章になっている所も多いと思います。

このあたりを踏まえて頂いて、どうか広い心でいつも見て頂ければ、大変幸いでございます。

 

 

ネックリセット / Ovation 1597


こちらのモデルは、スムーストップのアダマスでトップがつるっとしています。

ネックの角度が狂って、指板も歪んでいます。


接着面は双方きれいにして、必要があれば調整。

 


どのギターもそうですが、グリスアップはやれるときにやっておきます。

Gibson等は普段でもやりやすいのですが、奥まった所にあるものは普段はやり難いのです。

過去の記事でAdamasのこの部分は隙間が出来ているので、ネックをセットする前に隙間をある程度(全部埋めるのは不可能)埋めておくと説明しています。

このモデルはAdamasですが、隙間はありません。

他のOvationと同じ作りです。

 

この部分に隙間があるのは、AdamasⅡが出来て、Adamasが Super AdamasになってからこのSuperとⅡの2種類のアダマスに隙間があると思っていたのですが、眉間に力入れて思い出してみると、古いAdamasⅡには隙間が無かった気がしますので、隙間はきっとプリアンプがOP24になってからのSuperとⅡ。

おそらく経験上では、プリアンプが四角い時代のボディはそうなのでは無いかと思っています。

過去記事

過去記事

但しこの部分の隙間を直しても強度が飛躍して増すわけではありませんので、弦は緩めて管理しましょう。

隙間が無い、昔アダマスでも張りっぱのやつは、やはりベッコし、ジョイント部ボディが潰れている物もよく見ます。


指板の歪みの原因はこの剥がれ、具体的で分かり易い歪み方。


ブリッヂ等もそうですが、剥がれている部分は、反って歪んでいます。

 


暖めたりしながら、なんとか戻しましたが、より精度を求めるには、フレットを抜いて指板修正の必要があります。


ある程度良くなれば、後はフレットすり合わせで調整すれば良い場合も、指板真っ直ぐ、フレット状態も良くしたい場合、どちらもオーナー次第。

 

ネック折れ修理(塗装修正無し) / Gibson J-45

ネック折れ修理は、出来るだけきれいに仕上げる為に塗装まで修正して仕上げる場合と。

修理が出来ていれば、見た目は気にせず仕上げる場合の2通り。

 

修理箇所周りだけきれいにしても周りとつり合わなければ当然塗装なしですが、こちらのプランも無し。

大概の方は納期が短く、コストを抑えられる、塗装修正無しのプランで修理する方が多いです。

 

補強を入れない理由があります。

タイトボンド等の様に補強を入れなければ耐えられないボンドを使うのではなく、シンプルに全く問題の起きない接着剤で接着するからです。

その事により塗装修正無しのプランで、コストが抑えられます。

そして補強がある場合は、再度アクシデントがあった際に折れ方が複雑になったり、補強が強すぎる場合は、ナットやヘッド辺りではなく、遠い所が折れて修理し難い折れ方になる事があります。

タイトボンドだけで付けた場合、使っている過程で将来的に同じ所にヒビが入ってしまい、補強を入れてもうまく行ってない場合は、補強材の周辺に隙間が出ているものも見ます。

ネック折れをどのように修理しても、しっかり修理出来れば音響的にダメージはありませんが、異物を要れずに修理出来ればそれが1番音響に変化が無い修理と言えます。

 

 


Gibson は塗膜が厚いので、最初の折れ修理なら塗装なしでも剥げずに残こせる期待が持てます。


欠けて色が無い部分があります。

この部分は充填して整形してあるので、感触に違和感はありません。


永く使うものであれば、傷はどんどん増えていきます。

あまり気にせず、沢山使って、不具合があれば直して使いましょう!

 

こちらは、ほとんど塗装が剥がれる事無く仕上がりましたが、大きく剥がれて塗装無しでも、常に見えている部分ではないので、転売する予定等無く、自身で使うのであれば、感触も違和感ありませんし、強度は塗装があっても無くても同じです。

キズが気になるのは、少しの間だけですよ!

 

インレイの保護(ネックアイロン) / Gibson southern jumbo

タイトルにもありますように、これからネックアイロンを掛けるのですが、この指板のインレイは貝ではなく、パーロイドと言う白蝶貝(Mother ofpearl)に似せたセルロイド製なので、熱を掛けると白く焼けてしまいます。

大昔、オリジナルのレスポールのインレイ全部燃やしたと、知人の武勇伝を聞いた事がありますが・・・。

本物のレスポールにアイロン掛けちゃいけません。あー恐ろしや、恐ろしや。

気にしない人は、このままアイロンを掛けてしまいます。

後は磨いて、何となくきれいになればいいです。と言う感じで。

白くなっちゃ困ります。と言う方は白くならないように、一旦全部外します。

取って付け直すのはコストもリスクも上がりますが、仕方の無い所です。

 

 

 

指板(フィンガーボード)修正する際も、この選択が求められます。

過去に指板修正歴があまり無ければ、インレイの厚さもまだ余裕があると思いますが、幾度と無くリフレットが施されている物は修正の際に状態によってはインレイが薄くなってしまったり、消えてしまったりします。

消えても気にしない人は、そのままですが、残す場合は外して、インレイを戻すスペースを、指板を削った分掘ってインレイを戻します。

 

 

順番や向きを間違えないように並べておきます。

このギターの場合は、外さず多少削っても大丈夫。

これで熱を掛けます。

 


インレイを戻す際は、浮いて固着しないよう気をつけます。


フレットをすり合わせします。

指板は、元の雰囲気も残したいのであまり磨きすぎないようにします。


古いパーツは古いなりの雰囲気が良いと思いますが、これをフレットワークでやってしまうと、「おまえ、やる気無いだろ?」となりますので、バランスが難しいです。

 

今回はネックのアイロン矯正の際のインレイについての記事ですが、当方ではアイロンでのネック修理をすすんでお勧めする事はありません。

そのことについては、以前の記事でごらん頂くか、また改めて書く事がありますのでその時ご覧頂ければ幸いです。

ご了承下さい。

 

ピックアップ取り付け / LR.Baggs Anthem

サドルの溝に仕込む、インブリッジ式のピエゾピックアップは非常に出音のバランスを取るのが難しく、そうかと思えば適当にやっても偶然良く出来てしまう事もあり、悩む事の多い作業です。

この弓形に歪んだ溝でも上手く出来てしまう場合もあります。

但し、全てをセットした後、何をやってもバランスが出ない原因にもなります。

ですので、始めに直してしまいます。

一旦埋めて、真っ直ぐ切り直します。

直せる余地があればピッチも修正します。

バランスが悪い場合、サドルの底面ばかり気にする人もいますが、重要なのは、この溝の幅の均一性と、

サドルの幅の均一性。

個人的に牛骨が好きなのでリクエストが無ければ牛骨を使いますが、幅を削る必要がなければ、これからは幅が完璧に均一で反りが無いタスクや他の素材を使うのも良いかもしれないと思っています。(苦労が減ります。)

これは牛骨。↑


コードの取り回しは、区々ですが、当方は低音側、バックとサイドのライニングに沿って。


貼り付けP.Uはi.beamに倣ってサドルの傾きに沿って貼り付けましたが、沿る意味は無いかも。


ジャックは緩む事が無いように締めます。

ジャックは出来るだけキャップの面位置になるように。


高いギターに付けなくても、音作りすればプロと同じ音。

 

なるべく大事な事は毎度、同じ事を書いたり実際にしゃべったりしていますが、ジャックが緩んで締め直す際、中でしっかり噛んでいないと、いつまでも回り続けて中でコードがネジネジして終いには切れてしまいます。

特にこのLR.baggsのジャックは固くて、力を入れて抜き差しするので緩みやすくなると思いますから、しっかりと締め付けて固定する必用があります。

締め直す際は、中でジャックが留まっている事を確認しながら締めなくてはなりません。

 

 

 

力木はがれ / Martin D-28s


以前に紹介したいろいろ修理したD-28sのその他の修理の力木はがれの画像が出てきました。

このような感じで圧着します。


ボディの中は掃除機で掃除した後、エアコンプレッサーでサウンドホールからホコリを徹底的に掃除してから接着作業に入ります。

接着部にホコリが混ざりこんで、接着不良を起こさない為ですので、掃除前はボディ内、力木等はいじってはいけません。


ボディ内のジャッキは基本力木の端に掛けますので、ジャッキの掛からない部分は外からクランプします。

両方掛けることで圧着力のバランスが取れます。

中に2本掛けてしまうと、片方が緩くなり、緩い方を締めると逆が緩くなり、余計な力を掛け過ぎてしまいます。

 


 

力木は少しはがれている分には、異音等出なければ然程気にする事もないと思いますが、これ位はがれていますと音や強度にも影響が出てきます。

バックの力木は、トップ板(サウンドボード)を効率よく鳴らせる為、ボディを締める役割があります。

オーディオのスピーカーで考えれば分かり易く、箱が鳴っても意味が無く、スピーカーの正面から前へ音が飛んで行かなければ良いスピーカーとは言えません。

力木がはがれているとボディは自由なので、ボディも振動して弾いている人は割りと気持ちよく感じる人もいますが、どちらかと言えば、周りだけで鳴っている、締りの無い音と言えるでしょう。

近年では、トップの力木同様にバックの力木も弾いている人がより気持ちよくなれる工夫された力木のパターンが考案されたりしています。

ボディのサイズだけではなく、ニーズに応えるいろんなデザインがあるギターは面白い。

 

画像の整理が大変すぎて撮らなかったり、撮っておけばよかったものを撮り忘れたりと、アップする頻度に差が出ています。

依頼の多いものは必然的に多くなります。

力木はメインの修理以外だったりすることが多いので、撮らなっかったり忘れたり、久々の力木画像でした。