スタッフブログ
ブリッジ剥がれ修理 / ウクレレ
こちらは、ウクレレです。
ギターでも時折見ますが、ブリッジに隙間が出来てしまったので、接着剤を充填して、また隙間が出来て、充填してと・・・
いつまで経っても接着できませんし、見た目も悪いです。
しっかり修理しないと音にも、演奏性にも影響します。
フレット交換(リフレット) / Guild F-20
過去に、ただ単にフレットのエッジを45°に拘った方がいらっしゃいましたが、あまり斜めにし過ぎると、安っぽく見えてしまうので個人的には好きではないのですが、確かに指の腹に触る感じが気になる人もいらっしゃいます。
エレキのブリッジ / ABR-1
当方アコースティック専門と言う事で、電気周りの修理がある場合は、外注になる事を前置きしてエレキも預からせて頂いております。
どの修理にしても最終的に基本調整をするのですが、このABR-1タイプのブリッジの場合、弦の圧力に負けてブリッジベースが潰れているものも多く、指板のアールに全く合っていない物も良くあります。
ブリッジプレート修正 / Folk Guitar
ネック折れx2 / Martin
ネック折れ(ホームリペア失敗)/ Gibson LP
指板(フィンガーボード)修正 / クラシックギター(フラットフィンガーボード)
修理等でネック折れと並んで依頼が多いのがリフレット(フレット交換)ですが、フォークギターやエレキギターと違いクラシックギターはあまりありません。
クラシックの場合1~3弦がナイロン弦ですのでフレットがほとんど減る事がありません。
ですが、他のギター同様、指板(フィンガーボード)が歪んでいるものは、フレットを取って指板を修正しなければなりません。
どのギターの指板を修正する際も、ストレートにする事が一番の目的ですが、それに到達するためにバランスが悪くなっては元も子も無くなってしまいます。
10歩引いて、仮にバランスが崩れても、弾き易くなれば良いのですが、弾き難くなってしまっては全く意味の無い事になってしまいますので、リフレット(指板修正)する以前にネックの修理をしなければバランスが保てない場合があります。
ネック折れ修理 / Gibson J-200
塗装修正有りは実感で言いますと、ネック折れ修理全般の3割位かなという印象です。
過去のネック修理にて、再度倒して修理箇所では無いところが折れてしまったという事例は幾つかありますが、使い続けていてヒビが入ったや、また折れたという報告は一度も無いのが当方の自慢でございます。
外れない接着サドルを取る(サドル交換)
今回はサドル交換ですが、これがナットのように接着されているとナット以上に取り外すのが面倒になります。
過去にナットの外し方を紹介いたしましたが、方法としては同じです。
但しナットより細いので、より慎重に進めます。
こんな感じです。
↓
アコギもエレキも同様に、このナット、サドルと言うパーツは簡単に考えてしまう人も多くいますが、これの良し悪しで、音も弾き心地も左右されます。
ナットであれば、弦の溝ひとつ取っても弦に対して、溝の形、幅、角度、・・・とても深いのです。