1 ネック調整
基本調整ではネック→ナット→サドル(弦高)の順番で調整して行きます。
決まった順番はありませんが、これが一番無駄が無いです。
STEP 07
サウンドホールとは逆にヘッド側から調整するタイプもあります。
レンチは右側か左側の二種類が一般的です。
ヘッド側も回す方向は同じ。どの場合もレンチはサイズの合ったもので、奥までしっかり差し込んで下さい。
中途半端にして回すとナットをなめて、
恐怖のつるつるナットが出ますよ~
3 サドル調整(弦高調整)
STEP 05
指板のアールとサドルのアールが合っていればサドルの底面をこのように。
アールが合っていなければアールを合わせながら弦高を調整します。
※(ロングサドルの場合、底は削らず必ずアール側を削ります。)
STEP 08
指板とフレットがきれいになったらオイルを塗っておきましょう。
オイルも一応水分なので奥までしみ込むほど塗らないように、表面が保護されれば良いのです。
乾いたらまた塗ればよいのです。
余分なオイルは最後に乾拭きしてふき取りましょう。
ボディもきれいに磨いたら
STEP 09
弦を張ります。
このギター位サドルに余裕があればそれほど気にしなくても良いのですが、サドルをギリギリまで下げている場合などは、この弦の太い部分がサドルに乗ってしまって 弦高が高くなってしまう事があります。
その場合太い部分がサドルに乗らないように、この方向に曲げておきましょう。
STEP 11
弦は緩めるか否か、良く聞きますが、緩めて下さい。
2回転?いいえ、もっと緩めてもいいっすよ!
張りっぱなしでネックやボディ、いろいろおかしくなる事はあっても、緩めて置いておかしくなる事は無いです!
あっても逆反り。
(しかも、永くほっといて)
多少失敗してもこれでギターへの愛着もまた一入でしょう!
気をつけましょう!
※たまにインターネット上や紙媒体でも間違っていたり、いい加減な情報もあります。
なぜこんな事言っているかと言うと、ちょっと見てしまいました。
正しい事も書きながら、突然「暑くても、のどが渇いても、バテテしまいますから練習が終わるまで、
絶対に水は飲まないようにしましょう。」 これくらいの事が書いてあります。
昔の某大手メーカーが付けていた取り説的なものが一番スゴイので、信じ込んでいる方は
一度考えをリセットしても良いかもしれませんね。